最近の人生設計 - 金融系サラリーマンの所感と備忘録

まさに所感と備忘録。

最近は「去年の自分よりも少し良い自分」を目指している。

他人との競争に時間を使っていた時期もあるのだが、競争し続けるとどこかで負けるし、大きく消耗してまでやるべきことではないという結論に至っている。偏差値的なエリート競争は、もう十分やったと思えているという部分もある。

一番激しく努力をしていたときと比べると、心穏やかなスローライフを送っている。知人からは「もう成長とかには興味ないんでしょ？」といわれることもあるのだが、競争をやめているだけで、成長をやめているつもりはない。

もはや難しすぎて考えることを諦めているのだが、キャリアについては非常に悩ましい。

基本的にはスローライフ方針なので、仕事でも無理をせず、「去年の自分よりも少し良い自分」程度を目指している。ただ、当然なのだが、競争を続けている友人たちと比べると差がついていくのを感じる。

仕事能力に差がつくこと自体はまったく構わないのだが、交友関係などを踏まえると悩ましいところ。さまざまな能力のレベル感が合わないと、交友関係の維持が難しくなる側面もあるだろう。

リアルでもネットでも非常によく聞かれるのだが、基本的には結婚願望はない。そもそも1人でいるのが好きだというのが大きい。相手が気の知れた同性の友人であってすら、1人でない時間はそれだけで疲れる。

子育てにはちょっとだけ興味があるが、私の性格からして20年近く飽きずに誰かの面倒を見られるタイプではない。さらに、自分の幼少期を思い出すと、自分と似た子供の面倒を見られる気がしない。

今まではアニメとゲームが中心だったが、ここ数年は、将棋やロードバイク、料理などにも時間を使っている。ここ最近は、散歩をすることも多くなってきた。

少し多趣味になりつつあってなお、お金がかからない1人でできる趣味しかないというのが自分らしいと思っている。

現代日本において、「お金がかからない1人でできる趣味を持つ」というのは、最強のライフスタイルの1つだと思う。そういう趣味がなくて困っている人は、ぜひ参考にしてほしい。

最近よく書いているが、日本が急速に衰退しているのを感じる。そんな中でどう生きていくのが賢いのかがよくわからない。

長期的な人生設計において最大の障害はこれである。ドル建ての資産を作ってFIREするのがベストだというのは分かっているが、それは十分条件であって必要条件ではない。必要条件がわからない。

この点については、高い緊張感をもって注視するだけでなく、具体的な行動をしたいところ。それが難しいのだが。